GWのお篭り⁉️用に借りてきました。角田光代なら「八日目の蝉」が代表作なのでしょうが(それしか知らんけど)、ストーリーは映画で知ってるし、でパラパラみて惹かれたのがこちら。
幼い頃、毎年いくつかの家族で集まって過ごした夏の山荘、友達との思い出。あるとき突然終了してしまったあれは、一体なんの集まりだったのか・・・大人になった7人は真相を確かめるために再び会うことに。
始まりは、メルヘン的でもありミステリー的でもあり……。家族、母性、自分の存在、というのはこの作家のテーマなんでしょうかね。
みんな、どこか自分が不完全に感じていて、でも最初がどうあれ、動き出せばそれは自分の人生だから・・・
全ての人物が主人公のような書き方なので少しこんがらがったりしますが、よかったです。よく咀嚼はできてないけど、後半、いいセリフがいっぱい出てきます。クライマックスの舞台が、奇しくもGWだったのが不思議な感じでした❗️😅
・・・・私はなんとなく、こういう小説が好きなのかなぁ・・・👀